今年やっとハクパターン攻略が少し形になって来たので、来年の自分に向けてメモを残します。
※自分の経験から記載しますので、誤りがあるかも知れません。
概要
毎年、近所のポイントでハクボイルしているのを知っていたのですが、通っても偶に釣れますが安定的に釣果を上げる事ができませんでした。
今年は、Twitterで知り合った方にアドバイス頂いた事と、冗談半分で使ったトラウト用の道具で急に釣果が上げられるようになりましたので整理して記載します。
ポイントの特徴
自分がハクパターンに通っていたのは、自然河川のシャロー帯で干潮時は水が無くなります。
ポイントは岸が少し岸側に凹んだ場所にハクが溜まり易いです。
干潮の時は駆け上がりの深場の★部分でもボイルが出ますが、ある程度シャロー帯に水があり、シーバスが岸際1m程度にハクを追い詰めている状況の方が釣り易いと思います。
ハクの量が多い時はシャロー帯全体がハクで埋め尽くされ、ハクに付くシーバスの量も増えますが雨が降るとハクが流されて行ってしまいシーバスも付いて行ってしまいます。
ハクが少しずつ戻って増えて来るのである程度ハクの量が増えると、またパターンが成立しやすくなります。
時合は、日中時間帯でもチラホラボイルは出るのですが、朝マズメ、夕マズメになるとシーバスの活性も上がり連発でボイルが出るため、マズメの方が釣り易いです。
ハクが多いと地合いが1時間程度と長い時と、ハクが少ないと20分程度の短い時があります。
立ち位置は、岸際に立ってもシーバスは離れる事無くボイルを続けますので、①②③の岸際に立ちます。
岸際にハクを追い詰めたシーバスがボイル(★部分)しますので、岸際1~3mを川の流れと平行にルアーを引きます。
※ウェーディングして川に入ってみた事がありますが、岸際30cm程度でボイルするので岸ギリギリにルアーを引く事が出来ずやり難かったです。一度ヒットしてから自分の後ろに回り込まれた事もあり、岸際のハクパターンでウェーディングは止めました。
釣果がでるようになったきっかけ
毎年4月にハクボイルが出るのは知っており通って居たのですが、稀に釣果が上がりますが安定的にバイトを出す事が出来ませんでした。
自分の足元、岸際30cmでボイルが出て水飛沫が顔に掛かる事もあり、この状況であれば短い竿の方が足元までしっかりルアーを引けるし、ハクパターンで使用する3~7g程度のルアーも投げ易いので、トラウト用に準備していた鱒レンジャーを使用する事にしてみました。
鱒レンジャーを使用すると急にバイトが出るようになり、グラスソリッドのロッドなんで竿が柔らかいから、魚が大きくなくてもやり取りが楽しい。
「グレート鱒レンジャー改CT50 Dark KnightⅡ」なんて男子が好みそうな竿の名前も良い。
偶然ソリットティップのロッドを使用してバイトが出るようになりましたが、以下の動画を見て納得です。今までのシーバスロッドで拾えていなかったバイトをグラスのソリッドティップが拾ってくれるようになりました。
釣果が出たルアー
Lacky Creaft ワンダージョイント58
3.1gしか無いので投げるの竿を選びますが、小さくてもジョイントのアピール力でハクの群れの中に入れてもバイトが出ます。ただ巻きにトゥイッチを混ぜながら使ってます。
Pickup ワスプスラローム50S
名前の通りただ巻きでS字スラロームします。トゥイッチ後にテンションフォールさせるとロールしながら水平に沈んで行く動きが好きです。ただ巻き、トゥイッチ、ダートと何をしても良しのお気に入りで困ったらこのルアーを投げてます。
※この60cmのシーバスを釣った際に、鱒レンジャーが根元からしの字に曲がりこれ以上のサイズは無理かな~と限界を感じました。
JA-DO スーサン(M6フックチューン)
BlueBlueの小峯青さんが紹介していた方法ですが、スーサンのフロントアイのスプリットリングを外し、フックをM6に交換します。これにより、ジャーキングしたの後のステイが長くなりバイトが出易く感じました。ジャーキングのみで使用します。
連発でハクボイルしている時に有効で、魚の食い気があるのですがハクが多すぎてルアーを見付けられて居ない状況で有効でした。
BlueBlue ナレージ50
ルアーが軽量で沈みも遅いため、シャローをゆっくり引けるので重宝しました。
ハクの帯の外側をゆっくり引いて使用する事が多かったです。シンペンに比べると釣れる魚のサイズが一段下がる傾向があるように思います。使い方のせいかも。
食わせ方
①ボイル打ち
ボイルを観察していると、ハクがどのように追われたタイミングでボイルが出るのかパターンが見えてくると思います。ボイルには2パターンあります。
単発ボイル:ハクに付いてる魚の数が少なく、ボイルの場所も一定では無い場合攻略が難しいです。
連発ボイル:ハクに付いてる魚の数が多いと、同じ場所で5,6発連続してボイルが出ます。ボイルして逃げたハクを違うシーバスが連続してボイルして行く感じです。このパターンは比較的反応が良くボイルし出してからキャストしても連発ボイルにルアーを入れるバイトを取れる事が多いです。
②岸際ぎりぎり30cm以内を川と平行に引く
岸際の水面にハクが追い込まれているので、ハクの中にルアーを入れて引いてきます。正確にはハクの下なのかもしれません。ワンダージョイント、ワスプ50Sでただ巻きメインで偶にトゥイッチしてハクを散らすとボイルが発生する引き金になりバイトに繋がる事がありました。
③岸際に溜まったハクの帯の外側を川と平行に引く
逸れたベイトのイメージでワンダージョイント、ワスプ50Sでただ巻きします。近くでボイルした時にトゥイッチでアピールするとバイトが出ました。
④ジャーキング
連発ボイルしている時は、スーサンジャーキングが断然強いです。止めた時にバイトが出て次のジャーキングでガツンと合わせが入るので気持ちの良い釣り方です。
ボイルが出てなくてもハクのど真ん中にルアーを放り込み、ジャーキングで逃げたハクをきっかけにボイルが起き、バイトに繋がる事もありました。
魚数が多い時は、スレ掛かりが増えます。
⑤ルアーのカラー
自分は明るい時間帯のマズメばかりやっていたせいか、チャートカラーのルアーは全然バイトが出なかったです。パールとか白の反応が良かったです。
⑥キャスト数は少なく
当たり前ですが、ボイルしているからと言ってルアーを投げまくると魚は擦れて来ます。
ボイルを良く観察してここぞのタイミングや、アップ・クロス・ダウンとルアーを散らせてませした。
最初から最後までジャーキングしたりしてみましたが、バイトの数は激減しました。
毎日に通ってジャーキングしてたら、魚が入れ替わらない限り魚も覚えますよね。
⑦ダウンに入れた方が釣果が良い
ハクパターンはルアーが動いた方が良いのかダウンに入れた時の方が、バイトが出やすい傾向がありました。
ゲスト
ハクにボイルしているのはシーバスだけかと思うと、ニゴイや鯉の場合もあります。
ニゴイは普通にバイトして来て釣り上げる事が出来るので良いのですが、80cm超えの鯉もポイントに混ざっており、鯉にジャーキングでスレ掛かりするとPE0.6ではラインブレイクしてルアーを失う事もありました。
水面に追い詰められたハクを、パクパク鯉が食べているのを初めて見た時びっくりしました。
ハクパターンで使用している道具
竿:「TuringMonkey グレート鱒レンジャー改CT50 Dark KnightⅡ」
グラスロッドなので、独特のダルさがありますが慣れれば気にならなくなります。軽量ルアーをオーバーヘッドキャストするとバックラッシュしますので、必ずサイドキャストしてました。
※渓流ルアーのキャスト動画を見ると良く分かります。
途中からカーボンの「鱒レンジャーRZ50B」も使用しましたが、カーボンロッドに慣れている人はこちらの方が投げやすいと思います。自分には必要なかったかなと思っています。カーボンロッドの方が人気があるようで、ある時に買わないと再生産待ちになるようです。
リール:DAIWA ALPHAS AIR TW 8.6L
問題なしです。使いやすいです。
鱒レンジャーとの組み合わせだと3gより下のルアーは投げ難いです。
ライン:DUEL HARDCORE エックスフォー PE 0.6
ベイトリールのラインはこれ一本です。使いやすいラインです。
軽量ルアーを使用するので0.6でないと飛ばせないです。バックラッシュしてもルアーが軽いので深くまで食い込まず細糸でも大丈夫です。
2,3釣行に1回「PEにシュップロ仕様」を使ってラインの張り無くならないようにしてます。
リーダー:SEAGUAR 船ハリス2.5号
リーダーもこれ一択です。問題なしです。
最初4号でやってましたが、まったく釣れませんでした。
軽量ルアーを使用するのでリーダーは細くないとダメだと経験済みです。
※自分で痛い目見ないと覚えない派です。
スナップ:EVERGREEN E.G.WIDE SNAP SIZE:1
スナップもこれ一択です。最初SIZE0を使いましたが、シーバス相手には小さすぎたようでスナップが開いてしまいました。SIZE1が良いようです。
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