前回の潮周りで、バチが大量に抜けてバチの流しソーメン状態になった動画を子供たちに見せた所、バチソーメンを見たいとの事で満潮手前から人の少なさそうなポイントに入りました。予想に反してバチはたいして抜けず、風も無く丁度良い感じで40分ボイルを観察する拷問タイムとなりました。
その後、子供たちを連れて帰り一人で再度ポイント入りして釣果が上がりました。
※最後に翌日の状況も記載してあります。
釣行概要

バチ観察時間:18:40~19:40 上図のオレンジ枠 後中潮満潮から開始
釣行時間:21:20~22:20 上図の赤枠
場所:荒川 足立区近辺
ヒット時間:21:50
ヒットルアー:ガイア エリア10 #45 ゴーストイエローオレンジ
ロッド:シマノ フリーゲームXT S96M
リール:シマノ 21アルテグラ c4000XG
前回の潮周りの後中潮で大量にバチ抜けが起き、バチソーメン状態で釣りにならなくなったので、動画を取り子供たちに見せた所、自分達も直接見たいとの事で、前回と同じ潮周りの満潮で荒川へ。
※バチだらけの動画は、以下釣行記録にありますのでご興味ありましたら参照ください。

バチ観察のために水面をライトで照らしたいので、他の釣り人から距離が取れ邪魔にならず、足場が良い場所を選んで入りました。ここは護岸整備されているのですが、藪だらけで後ろに木があったりしてキャストが難しい所です。明暗が絡まずストラクチャもないためか釣り人が居るのを見たことがありません。
護岸は、上流から5m程度くぼんでいる場所となり、泥砂のシャロー帯で満潮時の水深は1m程度です。干潮時は護岸から数mは水が無くなります。このような場所は酸素も豊富で微生物が多くバチなどのゴカイ類の生息も多いとどこかで読みました。
満潮前からポイントに入り、風はほぼ無い状態で水面は鏡の状態です。水面を見ていましたが上げの流れが止まる前から流心側でボイルが数回出ている状態です。既にバチが抜けているかも知れません。
満潮の時間から岸際を水面をライトで照らしていると、バチが少しづつ抜けているのが確認できました。その後バチが増えると同時にボイルも増えだしました。水面をライトで照らすとライトの中に5匹程度しか見えませんが、このくらいの抜け方の方が一度にどっと抜けるより地合いが長くなります。目の前3m程度でもボイルが起き、魚も興奮しているようでライトで照らしてもボイルが止みません。残念ながら直接魚を見る事はできませんでしたが、最初のボイルから40分程度ボイルをながめ、お目当てのバチソーメンは見えずに満潮から30分経過したため帰宅しました。
こんなに何も無い所でボイルを繰り返すとは…..新鮮な体験でした。
その後、自分一人で21:20に同じポイントに入りました。風が出てしまい水面が波立ちバチもボイルも確認できない状況です。あれだけボイルしていたので、活性が高い魚が残っていないかキャストします。
万が一釣れた場合、子供たちに連れて行けと言われるのは必須なので、子供達でも根がかりしないルアーとしてエリア10を投げます。

左右に藪、後ろと上に木の枝があり、9.6FTの竿ではキャストに苦労しますが注意しながらキャストします。
バチパターンを意識しているので下流側から上流側にアップにキャストして探っていきます。巻きスピードは、流れより少し早めでルアーが動く事を意識して、リールに少し巻き抵抗がある状態を意識します。

近場には居ないようです。流心側に潮目が出ていますが流心も意識して斜め45度にフルキャストして行きます。潮目までは届いていませんが、巻いてくると手前10m程度の所でルアーが引っかかるような当たりでヒット。
釣れると思ってなかったのでたも網を自転車に置いて来てしまいました。下げ潮で水位が下がってしまいフィッシュグリップでのキャッチも出来ません。
寄せてくるとリアフックのみが掛かっている状態で、抜き上げるのもリスクがあるなと思い、下流側の藪に突っ込んで10m程度ひっぱり陸にランディングする事としました。途中バランスを崩しましたが藪を掴んで何とか耐えて玉石帯の陸にランディングしました。ヒヤッとしました。

針の掛かりは、写真の通りリアフック一本があごの下に掛かっている状態です。危なかったです。
その後も暫くキャストしますが、定期的にルアーを藪に引っかけるが嫌になって終了です。他のポイントを回る事も考えましたが風も出てきましたので、納竿としました。
近頃感じるのですが、他の釣り人が入り難い場所の方が釣れる気がしてきました。空いてる時は明暗にも入っていますが釣れないです。
釣果

サイズは大きくありませんが、やっとバチを十分に食べてお腹がパンパンになったシーバスを釣る事が出来ました。他の方の釣果写真からこんな状態になるのは知っていたのですが、自分が釣り上げるシーバスは皆お腹げっそり状態でしたので。食べ過ぎのせいか引きも弱くドラグがでる事も無くするする巻き上げてきました。
ヒットルアー
ヒットルアーは、安定のエリア10です。Twitterを見ていてもどれだけ新しいルアーが発売されても、バチパターンでのエリア10の釣果は高いですね。
9gと軽量のため飛距離は出ませんが、水面が鏡の時はデッドスローの巻きで水面に波紋を出しながら引き、水面に波がある時は抵抗を感じる程度の巻きでmax5cm程度潜り引けます。
バチパターンからベイトパターンまで幅広く対応できるため、ルアーボックスに1本入れているアングラーは多いと思います。以下リンクを張っておきます。
カラー展開は、こちらのメーカーサイトから確認ください。各店舗のオリジナルカラーも多く毎年新しいカラーがリリースされるため、見ていても楽しいです。私は持っていませんが江戸前パールと言う色の実績と人気が高いようです。
翌日の状況
翌日もボイルボコボコを期待して同じポイントに満潮から入りますが、キャストし始めて暫くすると上流から釣り下って来た方との距離が近くなってきたため、移動しました。
釣行日翌日が雨予想のためか、釣り人が非常に多い状況です。移動先で先行者さんに挨拶して下流側に入れさせて頂きます。前日同様に満潮のタイミングでバチが抜け始めます。バチの量もほどほどで良い感じです。ちょっと気になったのは移動したポイントではハクやイナッコも大量にいる複合ベイトの状況でした。ボイルはありませんが食べやすそうなバチにターゲット合わせます。
満潮から1時間程度で地合いが来たようで私はfeel120-SGでウグイをキャッチ、上流側の方もこのタイミングで魚をキャッチされていました。ライトの点灯や釣り人の動きを見ていると釣れたの分かりますよね。周囲の方も同じタイミングで魚を掛けていたようです。

feel120SGは、シンキングのためバチのレンジが少し下の場合でも対応でき、対応幅が広いです。ご興味ありましたら以下リンクから。

その後、後から来た方に自分と周囲をライトで照らされてしまいましたので、納竿しました。
人が居るかを確認するためにライトを照らすのは如何なものかと考えてしまいます。自転車で来ている方だったのでご近所さんではあるのですが…..
ライトの光量大きいと荒川の対岸でも釣り上げた魚をフィッシュグリップで持っているのを見えた事があります。自分で釣れたポイントを周囲に知らしめている事となりますのでライトの光量は注意が必要ですね。
以下もバチパターンで釣った釣果情報となります。参考までに。
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